イマドキの若者は、すごいんだぜ!(前)

2008.08.11

仕事術

イマドキの若者は、すごいんだぜ!(前)

寺西 隆行
(株)Z会

“イマドキの若者は…” すごいですよ。 若者を信じ、負けないように先人も頑張る。 それが社会の発展につながります。

◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。

「イマドキの若者は…」

古今東西で繰り返されるこのフレーズ。

とある1つの出来事に出会い、それをキッカケにして、自らが常日頃「イマドキの若者」について感じていることを文章で表すことは、それがよほどの批判口調ではない限り単なる「感想」に過ぎませんから、まあ、それくらいのことはいいんじゃないですか。
誰しもやることでしょうし。

一方で、自分の主張を裏付ける材料として、特徴的な若者の出来事を取り上げて論ずるのは好ましくないですよね。

若者論。多くは「若者の批判的な目」として現れます。
情報リテラシーが社会全体に定着していなければ、上記後者の「好ましくない」論者が社会成員の感覚や思いまでコントロールしてしまい、前者の「普通誰しもやるであろう」事柄を一方向に誘導してしまします。

僕自身、日本社会には、必要以上に「イマドキの若者は…」と一方的に切って捨てられる現象が起きている、と感じています。
だからあえて、少し上記の「好ましくない」方法に入り込むかもしれませんが、

「イマドキの若者はこんなにすごいんだぜ!」

という現象を発見したら、どんどんこのようなサイトを使って紹介したい、と思っています。
それが社会のためになる、と思って。

若者の犯罪が騒がれてしまい(これ自体は仕方のない部分もあるでしょうが)、「これからの日本はどうなるんだろう…」と一方的に思うようなことのないように。

閑話休題。
Z会では「パルティオゼット」というソーシャル・ネットワーク・サービスを運営しています。
こちらには沢山の知的好奇心に溢れた若者たちが集っています。
(教育産業が提供するSNSですからね、そうであってほしい!)

下記、先日、とある大学1年生の日記に書かれたものです。

===(許可を得て引用)===

日記のタイトル:「言葉を正しく使ってごまかさない日記」

「地球温暖化」
正:地球が温暖化すること、詳:地球が温暖化すること
誤:エネルギー問題

「環境保全」
正:環境を保全すること、詳:地球・地域環境をいまのままに保つこと
誤:人間に都合のいい環境をととのえること。

「揚げ足を取る」
正:相手の言葉じりをとらえてなじること、詳:細かい言葉の使い方や、誤変換など、議論の本筋とは関係ないところを猛烈に指摘すること。
誤:自信のあった論理に反駁をすること

=============

皆さん、どう思いましたか?

彼の日記はまだ続きますが、以下、後編に。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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