1997年の営業開始から、わずか6年で日本一の評価を獲得した 「ザ・リッツ・カールトン大阪」。 日本進出10年目の今年(2007年)春には、 東京ミッドタウン内に「ザ・リッツ・カールトン東京」を開業。
しかし、宿泊客の中には、いつもいつも重いフルコースではなく、
時に、軽く済ませたいというニーズがあったはずです。
そこで、リッツ氏は、料理を個別に注文できる
アラカルト方式のメニューを採用しました。
これも、また当時の業界においては
「非常識」
なやり方だったそうです。
さらに、ホテルのパーティルームのシャンデリアの明るさを
時間帯などに応じて、柔軟に変えることを初めてやったのも
リッツ氏でした。
パーティは、女性の美しさを際立たせる機会と考え、
女性が最も美しく見える明るさを目指したのです。
こうして、常識の枠にとらわれず、自由な発想に基づく
新たなホテルの在り方を生み出したセザール・リッツ氏の
DNAが、現代のザ・リッツ・カールトンに脈々と
引き継がれてきているのだそうです。
*以上は、ザ・リッツ・カールトンホテル日本支社
支社長、高野登氏のご講演からご紹介しました。
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2008.03.16
2008.03.26
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。