問題が発生したら、まずその問題を分析し、根本原因を特定して、解決策を検討する。 これは我々コンサルタントが通常行うプロセスです。しかし、問題を分析すればするほど、余計に複雑で訳分からなくなることもあります。
人は感情抜きに、事実だけで物事を捉えることを得意としていない。ロジカルに問題の分析から始める解決方法は万能でなく、特に人の感情が問題と深く絡み合うケースに対応しきれません。そのようなケースでは、問題を分析することをやめてみて、既に解決した状態に焦点を当てるソリューション・フォーカスト・アプローチを試みる柔軟性が必要なのではないでしょうか。
<参考書籍>
*解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント (青木安輝 著)
*組織の成果に直結する問題解決法 ソリューション・フォーカス
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