以前、主婦の方を対象としたグループインタビューの中で、 「利用者の体験談」 を掲載しているパンフレットについての感想を聞いたところ、 ・良いことだけを選んで掲載しているのではないのか? ・本当に利用者のコメントなのか(捏造ではないのか)? といった疑念を持ちつつ読むというコメントを 多くの方が口にしていました。
「片面提示」
と呼び、ネガティブなことも同時に伝えることを
「両面提示」
と呼びます。
心理学の実験では一般に
「両面提示」
の方が信頼されやすいということが
わかっています。
「両面提示」のテクニックは、
マーケティングやセールスの現場では、
長年実践されてきているんですよね。
(関連記事)
『両面提示広告:新生銀行のケース』
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200702/2007-02-05T1112.html
『シンプルマーケティング(19)DCCM理論』
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200612/2006-12-28T1132.html
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2009.02.10
2015.01.26
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。