今、氷河期に入社した25才~35歳世代の人材に、リーダーシップ型が少ないとう悲鳴を多くの企業から寄せられる。この世代は、1995年~2005年という就職氷河期時代に就職し、最近まであまり後輩を持たずに仕事をしてきた世代だ。しかしそんな彼らもここ数年新入社員が増加し、中堅社員、管理職候補として若手を育成する立場になってきている。そんな彼らはどのようにリーダーシップ行動をとっていけばよいのだろうか?
「さぁ!行こうか!楽しみだなぁー!」
(意欲向上)M
こんな行動をしている友人はみたことがないだろうか?
もし、こんなシーンにでくわしたなら、あなたはその人のことを、
きっと「いいリーダーシップだな」と思わないだろうか?
きっとこの人は、ビジネスにおいても素晴らしいリーダーシップを
発揮しているに違いない。
やはり、リーダーという役割だけでも行動しなければダメであり、
逆に、公式な役割がなくても、リーダーシップはとれることを覚え、
役職者になる前から、リーダーシップ行動を教育していく必要がある。
これらの行動によって、眠っていたリーダーシップ行動が目を覚ます可能性がある。
また、リーダーシップ行動を発揮していたが、いまひとつ何かが足りない人も、
このGAMSのフレームワークによって、その振る舞いがよりリーダーとして
ふさわしくなっていくのだ。
無論、もって生まれた素養が、有利に働くことは否定はできないが。
努力によって、誰でもリーダーとして振る舞い、
組織に良い結果をもたらすことす可能性を持っている。
これらの若手リーダー候補には、GAMSのフレームワークをより効果的な
行動にするために、常に次の4つの自己特性を忘れないでほしい。
自己成長努力
コミュニケーション・スキル
専門知識(業務・マネージメント)
ポジティブ・シンキング
そして・・・情熱だ。
ロジカルシンキング、リーダーシップ、交渉術などのスキルを学んでも、
やはり心の底に情熱がなければそのパワーは半減してしまうだろう。
その情熱は、会社を成長させたい、お客様を満足させたい、部下を育成したい、
自分が成長したい・・・などビジネスに良い結果をもたらす情熱ならば何でもよいのだ。
これらの要素を踏まえながら、ぜひともGAMSのフレームワークを活用してほしい。
氷河期世代に入社した現在の25歳~35歳世代には、優秀な人材こそ多いが、
リーダー型人材がすくないと企業は嘆く。
しかし、彼らこそこのGAMSのフレームワークを習い、それを支える要素さえ
日々努力すれば、間違いなくよきリーダーとなれる。
周囲にリーダー型人材が少ない世代ならば、なおさらこのGAMSフレームワークで、
リーダーシップ行動をとることで多くの点で有利に働き、仕事も楽しくなるだろう。
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リーダーシップ
2008.06.16
2008.05.28
2008.03.19
2008.02.25
株式会社メンター・クラフト 代表取締役社長
http://www.mentor-craft.co.jp/ http://www.mba-noryoku.com/ 大学卒業後、大手エレクトロニクス商社に勤務。その後、IT業界、映像コンテンツ業界と15年間の営業・企画・マネージャー等の経験を経て、 2007年4月に(株)メンター・クラフト設立。 豪州ボンド大学大学院 MBA(経営学修士) エグゼクティブ・コーチ(JIPCC認定) 日本コーチ協会正会員