母親やパートナーが作ってくれた 「手料理」 には、外で買ってきた出来合いの惣菜にはない深い愛情を 感じますよね。
効率至上主義に傾いている現代の企業経営
との矛盾なんですね。
効率とは、端的にいえば、
「できるだけ手間や時間をかけないこと」
(結果的にコストを削減できるから)
です。
しかし、言うまでもないことですが、
効率重視のサービスは、「愛」が伝わりません。
すなわち、
「効率は愛を育まない」
のです。
したがって、
「お客様と相思相愛になる」
という本来のCRMの思想を実践しようとする企業は、
短期的な効率を捨てなければいけません。
(もちろん、「手間の使い方」にはメリハリが必要ですよ)
短期的な効率を捨てることで利益率は低下します。
個別案件だけで見ると、マイナスになることもあるでしょう。
しかし、長期的にはつじつまが合います。
手間をかけている企業が、
長きに渡り存続していることがその証です。
(逆に、短期的な効率を重視している企業ほど、
意外に短命ではないでしょうか)
ところで、「長期的」というのはどのくらいの長さかなのか、
気になりますか?
経験則的に言えば、最低3年です。
「お客様と3年越しの愛を育む」
という心構えでいればきっと成功します。
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2007.07.02
2007.07.19
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。