最近、セミナーがスクールが増加している理由は何か、そこからどのような時代の変化が読み取れるのか?考察します
最近、教養講座、カルチャースクールが増えているような感じがします。
(単に自分が興味を持つようになったからかもしれませんが。。)
ビジネス系、趣味、美容、健康、実用など分野は様々です。
その中でも、特徴的なのが、
・多少・そこそこ学んだ人がセミナー講師になるケース
・本業・商売のノウハウをセミナーにするケース
が多くなっている点だと思います。
最初の、そこそこ学んだ人がセミナー講師になるケースでは、コーチング、
NLP、カウンセリングなど心理学系のもの、カラー、メイク、ファッション
イメージなど美容系のものなどの分野に多く見られます。
これらは、自らがどこかの講座で学んだものを自分が講師になって、
また別の人に教えているというものが多いと思います。
また、本業・商売のノウハウそのものをセミナーにするケースでは、
次のようなものがあげられると思います。
花屋のフラワーアレンジ講座、ペットショップのペットケア講座、
ワイン屋のソムリエ講座、証券会社の資産運用講座など。
これらはセミナーや講座で集客して、そのあと本業の商売で稼ぐという、
セミナーを集客・マーケティングツールとして活用しているものと言えます。
いわゆる情報起業家のような、ネット商売のノウハウをセミナーネタに
したものもありますが、これは本業のネット商売で効果を上げるセミナー
というより、セミナーそのもので稼ごうとしているケースだと思われます。
いずれにしても、これらのセミナーが多くなっている理由は
何なのでしょうか?
セミナーの質にもよるとは思いますが、セミナーに人が集まるように
なっているから増えているのは間違いないでしょう。
そして、セミナーへの集客ツールとしてインターネットが
貢献しているのは間違いないでしょう。
しかし、それ以前に、人々の、何かを学ぶ、何かを知る、何かを身につける
という欲求が高くなっていると考えられるのではないかと思っています。
では、なぜ人は、何かを学び、何かを知り、何かを身につけようとするの
でしょうか?
最近になって突然、人は、何かを学び、何かを知り、何かを身につけようと
思うようになったのでしょうか?
今後もこの傾向は続くのだろうか?
それとも、この傾向は鎮火するのだろうか?
もうしばらくこの動きをウォッチする必要があると思っています。
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