カリスマ営業マンが語る「いけてるバイヤー、いけてないバイヤー」とはどういう方でしょうか? 先日の購買ネットワーク会で話を聞く機会がありました。
先週末に第十四回の購買ネットワーク会が開催されました。
今回は特に新しい参加者が増え約60人の現場バイヤーを中心とした(多分)過去最高の参加者数となりました。
今回の会では営業一筋数十年というある大手企業さんのカリスマ営業マンの方からご講話をいただく機会があり、たいへん興味深かったので今回のメルマガに取り上げさせていただきます。
テーマは「いけてるバイヤー、いけてないバイヤー」。
営業という普段はバイヤーと相対する立場の方から、どういうバイヤーが良いバイヤーで、どういうバイヤーが悪いバイヤーなのか、ご自身のご体験も踏まえてお話をいただきました。
まず、いけてるバイヤーですが、
・タイムリーに包括的な会社全体の情報を提供できる人
・現場や技術に詳しい、もしくは勉強している(努力している)人
・社内の調整能力にたけている人
・礼儀正しく、時間を守る人
当たり前と言えば当たり前ですが、実際に実行するとなると難しいですよね。
一方で、いけていないバイヤーは、
・現場や商品を知らない人
・上から目線、買ってやるという意識の人
・主張や要求のみが強い人
・社内の調整をサプライヤにやらせる人
・時間を守らない人
・自分が作らなければならない資料をサプライヤに作らせる人
いけてるバイヤーの反対ということだと思いますが、日頃覚えがあるバイヤーも多いのではないでしょうか?
これとは反対の立場で「いけてる営業マン、いけてない営業マン」の調査をしたことがある会社さんがあり、これも非常に興味深い結果なので、次回にアップしたいと思います。
関連記事
2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。