あなたの会社のビジョンは伝わっていますか?言葉と魂で組織を動かす方法

2025.03.04

仕事術

あなたの会社のビジョンは伝わっていますか?言葉と魂で組織を動かす方法

永嶋 泰子

新年度を迎える今、経営者に求められるのは「ビジョンを発信する力」です。ただ指示を出す時代は終わり、社員が共鳴し、主体的に動く組織づくりが重要になっています。あなたのビジョンは伝わっていますか?言葉と魂で組織を動かす方法を、本記事で解説します。経営者としての想いを形にし、社員とともに未来を創るためのヒントをぜひご覧ください。

3月になり、いよいよ年度末の様子を帯びてきた。決算や人事異動などで慌ただしくなっているのではないだろうか。

4月には新入社員が入社する時期でもある。新しい人材の投入は会社にとって活力を生み出す。しかし、ただ入社させただけでは真の組織の活性は行われない。あなたの会社の「ビジョンを発信する」ことによって、新入社員は働く目的を持ち、あなたの会社に貢献する存在となるだろう。

昨今、発信力が問われている。

「俺の背中を見てついてこい」という時代ではなく、会社のビジョンを言語化し、伝える努力が必要とされているのである。それは、多様なバックグラウンドを持った人(外国人やLGBTの方など)が増えているからである。その中で、必要とされるスキルの一つが「発信する」チカラなのである。

しかし、ただ発信するだけでは相手は受け取れない。ここが重要なポイントであるが、あなたと従業員や部下との間に「ビジョンを発信し、共有する」関係を作ることが最終的な目的となるということである。

つまり、発信とはいっても、一方的に情報を流す状態ではない。たとえば、新聞やテレビといった媒体は、一方的な発信メディアである。一時期は確かに多大な影響力を誇ったが、現在は見る影もない。通勤時間でスマホをいじっているビジネスパーソンが大半だが、彼らの多くはテレビ番組を動画で視聴していない。SNSを通じた動画から情報を得ている。つまり、一方的に発信する媒体は、敬遠される時代になっているとも言えるのである。

さて、本題に入ろう。

あなたが「ビジョンを発信する」ために必要なことはなんだろうか?それは、ビジョンを言語化することである。まずは、あなたの言葉でビジョンを語れるようにならなければならない。なぜなら、人の心を動かす必要があるからだ。心を「魂」とおきかえてもいい。

人は、理論的な思考や合理的な判断に反応するのではなく、あなたの「魂」に共鳴するからである。つたなくていい。ビジョンの中に、魂のこもった言葉があれば、それは必ず相手に届くのである。

このような経験を日常生活で感じたことはないだろうか?心から「いい」と思っていることは、全力で相手の魂を動かすことがある、と。反対に、社交辞令的なお世辞やお礼は、なんとなくわかってしまうということも。

そう、人は言葉に動くのではないのである。「魂」に共鳴するのである。「魂」のこもったビジョン。それは、あなたが愛する人の中にある。

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永嶋 泰子

・beautiful vision driven life ビジョンを発信し共有するチカラ〜 <実績> ・著名な作家の出版記念セミナー支援 ・子育てママ向けセミナーの開催 ・100人以上の女性のキャリア相談 ▼ビジョンを発信し共有するチカラを養うために ※平日7時にインスタライブを発信中です。 Instagram: https://www.instagram.com/hanayasuko_1030/

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