Z会のWeb担当をしている僕の方から、メールアドレスをご連絡いただいているいろいろな方に、メールを通じてアンケートや希望調査を取ることがあります。
◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
この際、こちらから
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Z会の寺西と申します。こんにちは。
…
ご希望される方はこちらまでご連絡くださいませ。
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のような文章で投げかけた、その返事として
タイトル:なし
本文:希望します。(とだけ)
このテのものがと~っても増えています。
いい例が思いつかなくて、うまくいえなくて恐縮ですが…
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・こちらが不特定多数に投げたメールの返信として
・誰であるか名乗らず
・メールから分かる情報はメールアドレスのみ
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という状況が増えている、ということです。
※携帯ユーザーが増えたから、というのが、一番の理由でしょうが。
これですと、
「??このメールの返信は、誰の、どの用件に対する返信なの?」
と思ってしまうこと、多々あるんですよね。
もちろん、“ある一つのメールアドレスでは、特定の用件しか(連絡が)こないような「仕組み」を作ること”も、相手のユーザビリティを鑑みる上では大事です。
しかし、時と場合、至急性…その他もろもろの用件により、その「仕組み」が可能ではない場合もあります。
そんなとき、
「メールの差出人が誰であるか“わかってくれているもの”を前提としたメール」
は取り扱いにとっても困ります。
僕自身は、普段、本当に気軽に連絡を取り合っている友人を除き、ほぼすべての場合で
パソコンでは:Z会の寺西です、とか、昇竜会(←学生時代のサークル)の寺西です、とかを文頭に。
携帯では:寺西です、と簡単に文頭に
入れるようにしています。
ではないと、「相手が自分を認知できない場合」もあるかと思いまして。
それが「(相手への)想像力」だと思うんですよね。
この想像力が、日本社会でかなり欠けてきている気がするんです。
想像力の欠如を嘆く、これだけでしたら僕個人の思い、それだけです。
ただ、事実として伝え、そして、皆さんにも考えて欲しいのは…
同じようなメールを出したとき、「名乗る」人の方が圧倒的に志望校に合格している傾向にある!
ということなんです。
※データで定量的に分析したわけではなく、定性的な経験から感覚的にしか言えない事ですが、「キッパリと」は言えます。
答案は、志望校へのラブレターに良く例えられます。
自分の思いをどれだけ熱く語られても、ラブレターを見た人ってひいちゃいますよね。
ラブレターが相手に伝わるかどうかは、相手の立場を考えているかどうか、これに尽きます。
なんで「(やり取りで)名乗る」人が、合格率が高いか…
お分かりではないでしょうか。
…「独りよがりの答案を書いていない」ってことなんですよね。
ビジネスの世界においても、「名乗り」は重要です。
こちらから「名乗れ!」なんて強制するつもりはないんですが、「名乗ったほうが皆さんのためですよ」という気持ちを込めて…タイトルは
「名乗ろう!!!!!」
としました。
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