「計画は立てた、でも実行できなかった・・・」 よく耳にすることばです。 「どうすれば計画したことがらを実行することができるのか」というテーマに関しては、これまで多くの提言やアドバイスが公表されてきました。目標の問題、計画の問題、スキルの問題、情熱・モチベーションの問題、組織や制度の問題など、様々な切り口で、「こうすれば実行できる」と紹介されてきましたが、ここでは、計画時点で工夫できることはないか、について考えてみます。
設定した目標や計画を周囲の人や仲間に伝えるのも効果的な方法です。
「言った手前」「誰かが見ている」という心理も働き、やる気も生まれます。何より、言っていることとやっていることが一致するのは、気持ちいいものですし、周囲からの評価も変わってくるでしょう。
また、プロジェクト内のタスクであれば、公言する相手は、次工程の担当者やプロジェクト・マネージャーにすれば、全体の工程がよりスムーズになります。
リソース不足で実行できないことがある。実行のためのリソースを確認する
タスクには、自分ひとりで完結できるものはほとんどないはずです。誰かに確認したり、手伝ってもらうタスクも多くあります。タスクが実行できない原因のひとつに、いざ実行しようとしたときに、情報不足やスキル不足で完遂できないことに気づくことがあります。
計画を立てる際に、現在の情報と自分のスキルで解決できることなのか、確認したうえで計画を立てるようにしましょう。
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