「あの人は仕事ができる」「あの人のように仕事をこなしたい」と言われる人がいます。 仕事ができる人の時間管理には、どのような特徴があるのでしょうか。
「あの人は仕事ができる」「あの人のように仕事をこなしたい」と言われる人がいます。
どういう人のことを言うかといえば、
・人とはまったく異なる大きな成果を出す
・人が思いつかない解決策を用意できる
・人脈が広く、問題が起きてもその道のプロを紹介できる
・仕事を楽しそうに行う。不平不満が少ない
・余裕がある
・常に人から頼られる
・誰とでもフランク
・出世が早い
・抱えている(関与している)プロジェクトは多く手際がいい
突き詰めれば、「人よりも短い時間で多くの成果を出す」ということに集約されそうです。しかも、その姿に必死さは少なく、余裕を持ってこなしているということなのでしょう。
当然、仕事ができる人は他の人より多くの案件を抱えています。その案件のこなし方が他の人とは異なるということです。
他の人よりも多くの成果(しかも、ワンパターンではなく様々な業務において)を出すわけですから、成果の出し方を知っているということになります。ビジネス・パーソンとしては、誰もがあこがれる存在と言えるでしょう。
バリューチェーンを複数持っている
通常、仕事が忙しく、それなりの結果を出している人は、自分の成果、オリジナリティの出し方を持っており、「この仕事はあの人に任せておけば大丈夫」という信頼関係において、仕事が依頼されます。
ただし、この成果の出し方(バリューチェーンと呼びます)がひとつしかない、あるいは少ないと、すぐにキャパオーバー状態になり、いろいろなところに齟齬が出てきます。
忙しすぎて手が回らない状態です。そうなると、納期遅れや初歩的なミスも起こりがちで、徐々に信頼関係が崩れていきます。
仕事ができる人は、このバリューチェーンを複数持っています。つまり、信頼できる自分のパートナー、ブレーンが何人もいます。しかもチームとして持っています。
ですから、キャパオーバーになることもありません。
やるべきことが明確でぶれない
多くのことを抱えていますから、モレやヌケがないように、やるべきことは周到に計画されています。そして決めたことはやり抜きます。約束した時間は何があっても守ります。
仕事ができる人は「急なトラブルで間に合わなくて」などとは決して言いません。
「忙しい」アピールが何の役にも立たないこと、こうしたほんの些細なほころびがその後の仕事における信頼関係にひびが入ってしまうことを知っています。
起こりうることを予測したうえで、やるべきことが明確であり、些細なことに振り回されたりせず、決めたことは必ずやり抜きます。
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2024.04.11