年末年始の時期というのは、立てた目標に対して、「うまく達成できた」「まったくできなかった」など、いろいろな思いが錯綜する時期でしょう。 設定した目標を実現したいと考えたとき、通常はその目標の実現に向けて、「行動計画を立てる」ことになります。 これまでと同じ行動をしていては、新たな目標など達成できませんから、これまでの行動とは異なる行動をするために計画を立てるわけです。 そして実際にその計画を実行しようとするならば、その行動計画を、日々のスケジュールに落とし込む必要があるわけです。
年末年始の時期というのは、立てた目標に対して、「うまく達成できた」「まったくできなかった」など、いろいろな思いが錯綜する時期でしょう。
設定した目標を実現したいと考えたとき、通常はその目標の実現に向けて、「行動計画を立てる」ことになります。
これまでと同じ行動をしていては、新たな目標など達成できませんから、これまでの行動とは異なる行動をするために計画を立てるわけです。
そして実際にその計画を実行しようとするならば、その行動計画を、日々のスケジュールに落とし込む必要があるわけです。
これが目標達成のための時間管理の基本的な考え方となります。
「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むことを狂気という」とアインシュタインが語る(と言われるが諸説あり)ように、当然のことですが、目標をいくら設定しても、その目標を達成するための行動を計画し、これまでとは異なる行動をしないと、現状から脱却した新たな目標の実現には近づきません。
行動計画のレベルとタスクリスト
行動を計画するということは、最終的には、手帳などのスケジューラーに「タスク」として記入することになりますが、あなたの手帳やモバイルのToDoリストには、何が書いてあるでしょうか。はたして目標実現のためのタスクは記入してあるでしょうか?
時間管理における「行動計画」を考えたとき、いくつかの段階に分けることができます。
まず、備忘録。
業務を遂行していくにあたり、ルーティンワークとして覚えていることは別として、それ以外のイレギュラーなこと(突然上司から指示されたこと、トラブルへの対応など)に関しては、行動を忘れないように「タスク」として記入しておきます。多くの人の手帳やToDoリストには、そのような指示されたことやイレギュラーなことへの対応策・やるべきことが記入されているでしょう。その日の朝などに再度確認し、「やるべきこと」を忘れないようにする、まさに備忘録としての使い方です。
次に、段取りや調整。
ルーティンワークと異なるプロジェクトや仕事を組み立てるときや、クレームやトラブルに対処するとき、あるいは上司から結果だけを示され、その対策を考えなければならないときなど、その結果に至るまでの行動やアイデアなどを組み立て、構造化する必要があります。
また、自分ひとりでは解決できないときは、他の人の予定や能力を考え、調整することが必要になります。
そうしたときは、「いつ、誰に、何を、どのように、どれだけの時間をかけて行わなければならないか」を計画しなければなりません。つまり、自分の他の都合や相手の都合、結果を出すまでの猶予期間など、構造的に組み立て、タスク化していく必要があります。
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