ビジネスのやり方やスタイルが問われるのは、どのようなときなのだろう。 仕事は常に順調ではない。ありとあらゆるアクシデントやトラブル、改良・改善案、変更といったことが起こる。ビジネスセンスが問われるのは、まさにこういうときだ。
センスのない人は、このような非常事態時に、あからさまな否定や頑固な態度をとってしまい、「逃げ」「無関係」な態度を取ってしまう。
それはもう見事なものだ。
非常事態時にビジネスセンスのある人とない人を比較してみよう。
【ビジネスセンスのある人が非常事態時にとる行動】
- 担当者と一緒に責任を負おうとする(積極的にかかわる)
- トラブルを一人称で受け止める
- これもひとつのチャンスだと考え、成長の糧にしようとする
- 過去を否定しない(言い訳をしない)、未来志向
- 人の足元を見ない
- 骨を折る(一生懸命に取り組む)
- 責任の一環としてのリスクは被るが、成果の利益は堂々と主張する
- 次の仕事へつなげる
- トラブルから学ぶ
【ビジネスセンスのない人が非常事態時にとる行動】
- 責任から逃れようとする(かかわらないようにする)
- トラブルを第三者的に眺める
- これは大ピンチだと考え、犯人捜しをしようとする
- 過去の言動を掘り返す(自分は関係ない)、犯人志向
- 弱みを利用しようとする
- 傍観する
- リスクを全面的に被ることで解決しようとする(利益はない)
- 二度とかかわらないと誓う
- トラブルを忘れる
ビジネスだけではなく、人の値打ち、器量は、いざというときに計られるのは間違いのないところだ。
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