文化放送・The News Masters TOKYO「マスターズインタビュー」今回は、国内最大級の釣りの総合情報サイト「ツリホウ」や、釣った魚を共有して釣り人同士で交流できるスマートフォンアプリ「ツリバカメラ」などの開発・運営をしているウミーベ株式会社 CEO・カズワタベさんです。 音楽大学を卒業し、バンドマンを経て現在のウミーベを創業。 今年に入り、日本最大の料理レシピサービス「クックパッド」に買収され話題に。 元バンドマン、オフィスはあえて福岡、釣り情報を扱うのにクックパッドが買収など気になることだらけの男に、The News Masters TOKYOパーソナリティのタケ小山が対面した。
新しいサービスや商品はどこから?
ウミーベではWebサイトやアプリを開発・運営しているだけでなく、釣りをしたときに手についた魚の「臭い」や「ぬめり」を消すハンドソープ「フィッシュソープ」を販売している。
去年の9月に発売し、現在では釣具屋店を中心に300店舗くらいで取り扱っている。
タケ:
これ一見、誰にでも思いつきそうだけど...。
カズ:
意外となかったんですよね。
これまでは台所用洗剤の原液やあら塩など、色々な方法が試されていたが、どれも手がゴワゴワになるものが多かった。
コアな釣り人は気にならなくなっているが、周りの人はひとたまりもない。
ウミーベは「釣りをやさしく」をコーポレートビジョンに掲げているが、「釣りをした後に手が臭い」ことは圧倒的に優しくない。
初心者にとっては、釣りの後に手が臭いことは高い壁となっていた。
実際釣りをやっていない人、一回やったきりの人に話を聞いたら、継続してやらない理由に「手が臭い」が真っ先に出てくる。
カズ:
そこを改善しないことには、インターネット上の情報をどんなに整備しようと、実体験の方にネガティブなポイントがあると意味がない。ハンドソープであれば、単価も安いしとれる範囲のリスクだと思い立ち上げました。
元々、ユーザーとしてインターネットが好きなので、他のジャンルでの同じようなサービスを色々見ているカズワタベさん。
「それを釣りに活かすにはどうすればいいだろう?」と考えているという。
それが形になるのは、会話の中だったり、風呂に入ってたりしてるときだそうだ。
特に、福岡に住んでいると、九州の温泉へのアクセスも良い。普段は目先、短期的なことに頭を使いがちだが、風呂に浸かりリセットしたタイミングで長期的なプランが思いつくことが多いのだ。
The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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