文化放送・The News Masters TOKYO「マスターズインタビュー」。 2009年に代表取締役社長に就任した、株式会社ワークマン・代表取締役社長の栗山清治さん。 「ワークマン」=作業着という概念を飛び越え、カジュアルウェアを取り揃えた新業態「ワークマンプラス」がオープンするなど、いま話題の企業だ。 だが、「ワークマン」もリーマンショック時は壁にぶち当たった。そこからどう乗り越えてきたのか。そして、どんな未来を見据えているのか。The News Masters TOKYOパーソナリティのタケ小山が聞く。
ワークマンの今後
「ワークマンプラス」をオープンし、売り上げも好調のワークマン。
今後の展開について、「ワークマンプラスをさらに拡張していければ...」と語る栗山社長。
一方CMでは、「あなたの知らないワークマン」と打ち出しているが、県庁所在地などに出店して、まだまだ知らない方に存在を知ってもらいたいと考えている。
「海外進出もするのでは?」とよく聞かれるが、「まずは日本で1000店舗、1000億円を」と堅実な構えだ。
タケ:
今後の夢は何でしょう?
栗山:
若い人を育てたいですね。
そのためには、色んなことを経験してもらいたいと考えており、今でこそメーカーに近づいた仕事をしているが、経験してもらいたいのはそこではない。
5~6年、ワークマンでの仕事を経験したらアメリカの流通視察に行かせて物流を学ばせる。
アメリカに行きなさいと言うと、旅行ではないけどそこで学ばせるのは、流通業(ウォルマートやAmazonの物流倉庫)である。
流通の基本はアメリカなので、アメリカの流通視察などに行ってもらい、それを何回か行ってもらいたい。そう考えている。
「ワークマンプラス」が好調のワークマン。
その中には、「現場で働く」お客だけでなく、「ワークマンの中で働く」社員やフランチャイズにも気を配る栗山社長の流儀があった。
そしてその企業イメージはいま、分岐点に差し掛かっている。
このワークマンプラスが、どのように展開し、どのように企業イメージが変わるのか、期待したい。
The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.02.10
2015.01.26