「失敗は忘れたらいい」69歳で起業したメガバンク元副頭取が若者に伝えたいこと

2018.09.18

経営・マネジメント

「失敗は忘れたらいい」69歳で起業したメガバンク元副頭取が若者に伝えたいこと

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文化放送「The News Masters TOKYO」のマスターズインタビュー。 住友銀行副頭取、住銀リース社長などを歴任した吉田博一さんは、69歳で"地球の未来のために"蓄電池の会社、「エリーパワー」を起業した。 現在80歳の吉田さん。思うように仕事ができなかった銀行時代、そして現在社長として、仕事にどう向き合っているのか、パーソナリティーのタケ小山が聞いた。

「念ずれば、花開く」80歳を超えて尚、未来を見つめる

座右の銘は「念ずれば、花開く」。

強く思い込めば、そしてそれを続けることができればどんなことも実現できる。吉田さんはそう信じている。

「今はどんな夢を念じているのですか?」そう尋ねるタケに、キッパリとこう答えてくれた。

「エリーパワーが世界一の蓄電池メーカーになることです」

世界一安全で、世界一長持ちする蓄電池の開発と製造。それによって、世界のどこででも無駄なくエネルギーを使うことができる。

そんな世界の実現に貢献していきたいと強く願っている。今すぐじゃなくていい。自分の代じゃなくてもいい。

「次なのか、次の次なのか分かりませんが、いつか必ず」

「年をとると、人は動かなくなる」。それは、こう動けばこうなるというふうに頭の中で答えを出して分かったような気になるからだ。

「実際には、世の中なんてやってみなければわからないことばかりなんだけど。みんな、余計なことをして失敗したくないんでしょうね」

また、世の中の多くの人たちが「他人の失敗を見るのを楽しんでいるような気がする。失敗を待っていて、一斉に叩くことを喜んでいる」と心配する。

「そういう社会では、いいことが広がっていかない。他人の失敗を待つのではなくて、前向きにとらえて評価してあげないと若い人たちもチャレンジがしにくくなってしまう」

「やってみる」ことと「あきらめない」ことが大事だという吉田さんは、最後にいたずらっ子のような笑顔でこう付け加えた。

「ずっとあきらめないでやり続ければ、失敗することはない。必ずいつか成功します」

The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)


【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

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