SUBARUのサプライヤ品質向上の取組みに関する新聞記事を読んで、画期的な取組みであることを感じました。何が画期的なのでしょう?
これらの2つの取組みは品質を一緒に改善していきましょう、という取組みではありません。そういう点から考えても、この記事の取組みは画期的なものと言えるでしょう。
SUBARUのは従来から地場サプライヤとの取引きが多いと言われていました。また昨今の供給力不足も考慮すると、一方的にサプライヤを評価したり、監査したり、認定したりする上から目線の仕組みだけでなく、このような品質改善を一緒に進めていきましょう、という取組みが欠かせないもの、とも言えます。そのためには品質向上のための手法や指導できるスキルがバイヤーにも求められるでしょう。
日本企業のこのような取組みはサプライヤとの関係性づくりで画期的な事例として特筆すべきと言えます。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。