2018年3月期決算の上場企業において、1億円以上の役員報酬を受けた役員=“1億円プレーヤー”が、史上初めて500人を上まわり、過去最多となった。 なんとも景気のいい話だが、この数値は日本経済は企業の業績が徐々に上向き、緩やかに回復基調を示していることも示唆している。 しかし、多くのサラリーマン、OLの平均給与はまだまだ頭打ちという状況が続く中、“1億円プレーヤー”が増え続けているのはなぜなのだろうか。今回は、その背景について考えてみよう。
右肩上がりで増え続ける1億円プレーヤーだが、これでも日本の役員報酬はまだまだ少ないと分析する専門家も多い。それはつまり、国際的な競争力をつけるためにもより多くの資金が必要ということになるだろう。
優秀な人材を確保するために高額報酬を用意する。そんな欧米型の手法は、これからますます日本企業に浸透していくに違いない。
≪記事作成ライター:三浦靖史≫
フリーライター・編集者。プロゴルフツアー、高校野球などのスポーツをはじめ、医療・健康、エンタメ系など、幅広いジャンルで取材・執筆活動を展開。好物はジャズ、ウクレレ、落語、自転車などなど。新潟県長岡市在住。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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