文化放送The News Masters TOKYO「マスターズインタビュー」。 今回のインタビューのお相手は、お酒の販売・配達でおなじみ「なんでも酒やカクヤス」を運営する株式会社カクヤス代表取締役社長・佐藤順一さん。 佐藤さんの社長就任は34歳、バブル絶頂期だったそう。 当時の会社の年商は30億円ほど。しかし、バブル崩壊を受けてお酒関連市場は右肩下がりに。 そんな中、どうやって現在の年商1000億円に持っていったのだろうか…。
「なんでも酒やカクヤス」の名前に込められた願い
タケ小山は、「なんでも酒やカクヤス」の「なんでも」の名前に込められた意味を尋ねた。
「『なんでも酒や』の『なんでも』とは、『お客様の要望、期待になんでも応えたい』という意味。常に社員みんなが、客の要望に何かあと1つ応えたい。
もちろん何でも応えられるわけではない。
例えば、お店は朝10時にスタートなので、朝6時の要望に応えていない。
かといって、朝6時にお酒が欲しいお客様がおかしいということではなくて、『大変申し訳ない、まだ力及ばず朝6時にはお店を開けられないが、いつかそういう要望にも応えられるように頑張っていきたいと思っている』、というような出来ないことに対する姿勢というものを形作りたかった。
実現させた1つとして、当時2時間だったお届け時間を現在は1時間枠でお客様が指定できるようにした。その、なんでも応えたいという願いを『なんでも』という名称に込めた」と、佐藤さんは教えてくれた。
佐藤さんは、「今ある強みは必ずマネされる。ただ1つだけ、絶対にマネされないものがある。それは、これから生み出すサービスや仕組み。常に何をやるかわからないからマネできない。
常に何かを生み出していくと、ちょっとずつ差を付けていける。この差が、選ばれるか選ばれないかの99対100の1点差で勝つということ」と語った。
佐藤さんの貫く信念が見えた。
The News Masters TOKYO Podcast 文化放送「The News Masters TOKYO」
http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:西川文野(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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