自身がリベンジポルノの被害にあってしまった場合に削除方法がわからないと困ってしまいますよね。この記事では、リベンジポルノを削除する方法や事前知識などについて詳しく解説します。
リベンジポルノを自分で削除する場合は
公開されてしまった画像を自力で削除したいという方はどうしたらいいでしょうか? ここで確認しておきましょう。
自分で各媒体に削除依頼を出す
画像が公開されてしまった媒体やサイトに対して、“不適切なもの”であるという主張をした上で削除依頼を申請しなければなりません。
基本的にどの媒体にも窓口が設けてあるので、手順に沿って必要事項を記入して送信すれば、運営側が対処してくれるはずです。
主な媒体の窓口
|
削除依頼申請先 |
Google/情報を削除する | |
Yahoo | 違犯サイトに関するご連絡 |
LINE | LINE/問題報告フォーム |
嫌がらせや迷惑行為の報告 | |
Facebook/ヘルプセンター | |
FC2 | 不適切サイト報告・異議申し立てフォーム |
アメブロ | 権利者向け窓口 |
はてなブログ | お問い合わせ-はてな |
ライブドア | ライブドアヘルプ |
そのため、「削除依頼したのに全然削除されないんだけど…。」と不安に感じる方も多いかもしれません。この方法のデメリットは、削除依頼を申請してからどのくらいで対処してもらえて、どのくらいで削除されるのかが不明確という点です。
リベンジポルノを専門機関に削除してもらう場合は
自分ではなく専門機関に頼る場合は、
- 削除要請を代行してくれる専門機関に相談する
- 警察に相談する
- 弁護士に相談する
上記の3パターンがあります。それぞれの機関では何をしてくれるのか、くわしく見ていきましょう。
無料の専門機関にお願いする
リベンジポルノの被害を受けた人のかわりに削除依頼をしてくれる機関です。国内・国外を問わず、実際に削除されるまで複数回に渡り依頼をしてくれるのはとても心強いです。
警察に相談する
リベンジポルノが原因で脅されているという場合には、警察に相談しましょう。各都道府県に設置されているサイバー犯罪相談窓口でネット犯罪の相談に乗ってもらえます。
弁護士に相談する
削除の代行ができるのは、セーファーインターネット協会か、弁護士だけになります。また、削除だけでなく、加害者に損害賠償するため相手を特定したいという場合には、弁護士に依頼したほうがよいでしょう。
プロバイダに加害者のIPアドレスを提出してもらうためには、訴訟が必要になることがあるからです。
リベンジポルノを削除せずに放置するリスク
リベンジポルノ対策をまったくしない場合はどのようなリスクがあるのでしょうか。この記事の最後に確認しておきましょう。
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2009.02.10
2015.01.26
インターネット問題に関する法律メディア IT弁護士ナビ編集部
株式会社アシロ
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