2015.11.16
インスタグラム動画広告の運用で参考にしたい4つのポイント
動画広告・動画マーケティング専門メディア VIDEO SQUARE編集部
Crevo株式会社
インスタグラムが日本企業に対し、広告を全面解禁したのは、10月1日。それ以来、クリエイティブな空間を浸食するような広告が、じょじょに増えてきています。 どうやら、多くの企業がインスタグラムという世界での広告の運用について摸索しているようです。 今回は、どうすれば、広告をユーザーに受け入れてもらえるのかについて考えてみたいと思います。
これだけソーシャルネットワークが増えると、企業もどのツールを使用するか絞り込む必要が出てきます。
自社の製品がビジュアル的に美しいものでなければ、インスタグラムを使わないという企業がいても
不思議ではありません。
Rival IQ’s社が行った調査によれば、マケーターの38%はインスタグラムを「マーケティングに不要」と答え、
20%は「そう重要ではない」と回答しています。
ただし、彼らは間違っています。どんな企業であれ、マーケティング戦略にインスタグラムを組み込むべきです。
一見、インスタグラムとは相性がいいとは思えない企業ですら、やり方によっては、ファンを獲得することができる。
それを証明しているのがGeneral Electric社です。
ご存知の通りGeneral Electric社は、エネルギー産業を基幹とした世界最大のコングロマリット。インスタグラムとは
無縁の様ですが、毎月、約2000人のファンを獲得しています。
General Electric社は、自分たちのコアバリューをインスタグラムの投稿に上手く落とし込んでいます。
それに加えて、一見、真面目なトピックに娯楽性を持たせることでファンを魅了しているのです。
その4:ファンの思いをくみ取る最後に、ご紹介するのは、Quest Nutrition社。 低炭水化物ダイエットの指向者に支持される健康食品会社です。
人気の秘訣は、彼らがハッシュタグに込めたメッセージ” #CheatClean”=「ずるして健康に」
にあるのかもれしれません。
「できれば楽に健康になりたい」。
そんなフォロワーの思いをくみ取った投稿が特徴的。毎月15000人のペースでフォロワーが増えています。
まとめ
どんなコンセプトを持ったソーシャルネットワークも、広告に門戸を解放した途端、ユーザーからのネガティブな批判にさらされてきました。
しかし、広告収入に頼らず、巨大なプラットフォームの運営を期待する、というのはあまりに無邪気です。Facebookはインスタグラムを買収するために、10億ドルをつぎ込んでいます。広告収入で、それ以上の額を回収しようとするのは当然です。
しかし、インスタグラムは何よりもクリエイティブを重んずる空間。今の状況は、多くのユーザーにとって、望ましい状況でないのは、前述の通り。これは、サービス運営者にとっても決して好ましいことではありません。
解決策はただ1つ。
広告主もインスタグラムという「クリエイティブ」をルールとする土俵の上で、相撲をとる。
それに尽きるのではないでしょうか。(編集部=赤坂 祥彦)
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