パワーポイントの使い方:お作法と思考

2008.02.19

ライフ・ソーシャル

パワーポイントの使い方:お作法と思考

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

パワーポイントを開いてプレゼンを作成しようとしたとき、あなたは先ず何をするだろうか。

いろいろなプレゼン作成方法があるので、「これが正解」と言うつもりはないのだが、「結論先だし型」にするのであれば、実はページのタイトルはキモなのだ。各ページで一番言いたいことがタイトルになっているとわかりやすい。そして、各ページのタイトルをつなげば、そのプレゼンの概略がわかるようにするとオーディエンスに言いたいことがきっちり伝わるはずだ。
ここで問題なのは、「クリックしてタイトルを入力」と表示されるパワーポイントが促すお作法だ。もしかすると英語のS・V・Oでものごとを考える、パワーポイントの故郷、米国人たちはそれでうまく作れるのかもしれないが、我々には向いていないように思う。タイトルは最後に。もしくは最後にきちんと書き直すという習慣が必要なのだ。
ほんのTipsだが、これだけでプレゼン内容が随分と変わるはずだ。騙されたと思って一度おためしあれ。

おっと、このコラム、「結論先だし」になっていませんね。ちょっと、引き込んで最後に結論を提示する構成にしたかったと言えば言い訳になりますか・・・。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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