2017年11月8日に発表された景気動向指数で、内閣府は9月の基調判断を「改善を示している」と据え置きました。 2012年12月以来、景気拡大は4年10ヵ月に達し、1965年から4年9ヵ月にわたり景気拡大が続いた「いざなぎ景気」を抜いて、戦後2番目の長さとなりました。しかし、景気が上向いているのなら、その回復基調に準じて給料も上がっているのかというと、いちがいに「そうだ」とは言えなさそうです。さらにネット上では、「いったいどこの異世界の話ですか?」といったコメントや、「景気回復の実感なんて全然ない」といった声が圧倒的多数を占めていて、様々な機関が実施したアンケートなどでも、多くの人がその恩恵にあずかっていないようですが……。
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