「有名人〇〇が女性同伴で来店!」「あの有名政治家が当店で密会」「買った本は〇〇〇」といった、お店やサービス利用情報を、提供する側が暴露する行為、バイトテロとかバカッターと呼ばれ少しは下火になったかと思いきや、新たな伏兵・インスタ映えが登場しました。何も考えないアルバイトが、勝手に顧客の情報をさらして大炎上といった波が一段落したと思ったのに、です。
SNSという発表手段を得た誰もが、こうした情報漏出の可能性を持っている訳で、インスタは今、オシャレ画像共有だけであっても、ここから顧客情報が漏れだすのはそんな遠くないでしょう。
目的意識の無さや想像力の欠如は正に情報を使うのではなく、情報に使われているだけです。バイトテロが一段落したからといって、そのリスクは全く消えていません。今すぐにでも簡単に起こすことができるネット環境が整っています。自分の頭で考えずに情報を鵜呑みにしたり、情報の意味や価値を考えないことは、自らを危険にさらすだけでなく、こうした現代の情報環境で活動する資格さえ疑われることだと、ぜひ強く意識を持っていただきたいと思います。
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2019.02.12
2015.07.17
株式会社RMロンドンパートナーズ 東北大学特任教授/人事コンサルタント
芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。