部下の目標を絞り込む

2016.03.24

組織・人材

部下の目標を絞り込む

株式会社新経営サービス 人事戦略研究所
株式会社新経営サービス

先日、初めて伺ったお客様先で気がかりなことがありました。 目標管理を運用されており、それを評価にも活用しておられるのですが、その目標設定の数が10個もあるのです。

すべてに成果が出ることは少ないでしょう。まして人に任せれば、思うような成果が

出るまでに時間もかかります。


その上、部下の目標管理、となると、やはり目標の数は絞り込んだ方がよいのでは

ないでしょうか。

もし複数の目標設定が必要な場合は「1期間1つの目標にする」ことです。

例えば年間で3つの課題があるとすれば、始めの4か月で1つめ、次の4か月で

2つめ、というように期間を区切った上で、1つの課題に集中して指導、推進され

る方が、より満足のいく成果につながるのではないかと思います。部下にとって

も、達成感、成功体験が得られる上、勝ち癖をつけることができます。


「いや!そうは言うが、すぐに着手、推進すべきことがたくさんある!」という方、

もちろんそれでも構いません。


ただ、もし思うような成果が出ないとき、自身の課題、部下の課題について、一度

絞り込んで設定していただくとよいかも知れません。


執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 コンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発

を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビ

ジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活

性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現

場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。

ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

株式会社新経営サービス 人事戦略研究所

株式会社新経営サービス 人事戦略研究所

株式会社新経営サービス

フォロー フォローして株式会社新経営サービス 人事戦略研究所の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。