企業が持続的に成長できる最大の鍵は、 独自の「事業立地(誰に何を売るか)」 を選択することです。
「連れション」終了後、
2人で仲良く自分たちのテーブルに戻ると、
店員がテーブルを片付けています。
もう私たちが帰ったと思ったようです。
確かに、テーブル上の料理や飲み物は
あまり残ってませんでしたが、そもそも、
まだ伝票が置いてあったのです。
(テーブルの裏に伝票を差し込むスタイルなので
わかりづらいですが)
混んでるわけでもない空席も目立つ店内で、
客が帰ったかどうかろくに確かめもしないで
さっさと片付けていたのにはがっかり。
しかもこれで終わりではありません。
「ちょっと待ってよ、お兄さん、
まだ帰るわけじゃないよ!」
と店員に告げて飲み物を追加したら、
お詫びに「手羽先」をサービスでもってきますと
言いにきました。
「おっ、なかなか気が利くね・・・」
と思って待っていたら出てきたら、
お皿には手羽先1本が乗ってるだけでした。
こちとら2人なのに、
小さい手羽先1本だけですか・・・
さすがに無料ですから、
そんな文句は言いませんでしたが、
再びがっかり。
この店には二度と行かないと強く誓ったのでした。
おわかりかとは思いますが、
この店では、店員が完全に思考停止しています。
料理も居酒屋としてはおいしいし、
値段も手ごろではありますが、
いわゆる典型的な居酒屋チェーン。
つまり、独自の事業立地を持たない以上、
現場のオペレーションでしか勝てないはずなのに
現実は私が体験したとおり。
ビール半額セールをやっても、
客の入りがぱっとしないのも当然でした。
しかし、それにしても、
現場が思考停止している企業や店舗って
多いですよねぇ・・・
*遠藤功氏の現場力に関する講演についてのレポート
→ https://www.sekigaku.net/
左メニューの「受講生レポート」をクリック、
「レポート一覧」から探してください。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.02.10
2015.01.26
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。