女性活躍推進法(正式名称、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」)が制定されました。 同法の成立を受け、今後各企業においても女性活躍推進に向けた取組みが一層求められることになります。今回は、同法の内容について簡単に整理しつつ、企業事例を取り上げながら各社がこの問題にどう取り組んでいくべきかについて、雑感を記します。
他にも成功企業の事例を見ていると、女性活躍推進という問題に10年単位で取り組んできていますし、何より「中期経営計画」の中に重要テーマとして取り上げ、徐々に確実に取り組んできている様子が伺えます。
繰返しますが、どの程度取組むのが企業戦略上有益なのかは自ずから会社によって違ってきます。無理な目標を掲げても仕方ないでし、かといって無意味な行動計画にならないよう、一度時間をかけて経営陣や人事部門内で議論を行うべきでしょう。
執筆者:森中 謙介
株式会社新経営サービス
人事戦略研究所 シニアコンサルタント
大学院では会社法務・労働法務を中心とした法律学の研究に従事。新経営サービス入社後は、主に中堅・中小企業を対象とした人事評価・賃金制度構築のコンサルティングを行なう。労務管理の分野にも精通し、最近では「残業削減」をテーマにしたセミナーや雑誌記事の執筆「改正労基法への実務対応①~④(人事マネジメント誌)」など、精力的に活動している。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2018.02.18
2015.07.17