反抗期は子どもが、大人になっていく一つの「通過点」だ。親の価値観から距離を置いて、自分なりの価値観を打ちたてようとすることだ。親は反抗期に入った子供をくれぐれも、「何でこんな子どもになってしまったのだろう?」と嘆かないでほしい。子どもは、もう素直なあの頃には戻れない。今度親の前に現れる時は、素直な大人として戻ってくるか、たくましい大人として戻ってくるかしかないのだから。
だから、そのために、「反抗期」的兆候を糾弾するよりも、良い点に注目し
て子どものセルフ・エステーム(自尊感情,自己価値)を高めて子どもの不安
を少しでも取り除くようにしてあげよう。そうすることが、子どもの自律を促
すことになるのだ。そうすることが、「反抗期」を短くすることになるのだ。
子どもが大人になるために苦労する時期を「反抗期」と言う。そういう風に受
け止めるようにして欲しい。
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2008.01.30
2008.02.10
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。