人事評価の目的は、「処遇」と「教育」への活用です。「処遇」については、賞与や昇給、昇格などに活用している企業も多いですが、「教育」については如何でしょうか?
社員教育を進める際に、「共通言語をつくる」というステップを踏みますが、
これはその典型だと言えるでしょう。上記【例】をベースにしながら、"定義"や"評語"
について話し合い、自社オリジナルの人事評価表を作っていくことは、非常に有効な
教育手段となります。
執筆者:森谷 克也
人事戦略研究所 マネージャー
事業会社で営業職や販売管理職を経験した後、前職ではマーケティング・営業強化の
コンサルティングに従事。現在は、5~10年先の内部環境・外部環境を想定し、企業の
成長を下支えする「組織・人事戦略」の策定・運用が図れるよう、≪経営計画 - 人事
システム -人材育成 ≫を一体的にデザインする組織開発コンサルタントとして実績を
積んでいる。また、カタチや理論に囚われない、中小企業の実態に即したコンサルティ
ングを身上とし、現場重視で培った独自のソリューションも多く開発している。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
-
会員登録 (無料)
-
ログインはこちら
関連記事
2010.03.20
2015.12.13