この世にあるもの。この世で起こっていること。何でも企画書にできるのである。今回は、そういうアタマの体操である。テレビを見ながら、演歌を聞きながら、『ワタシならこうするね』って考えるのがプランナーの仕事である。
①浅田真央を企画書にしてみた。
これは「浅田真央」ちゃんのソチ五輪後の価値を構造的に表現してみた図。
アスリートとしての価値に人間としての価値を付加させた国民的ヒロイン浅田真央ちゃんは、ソチ五輪で伝説になった。もう菩薩様の域である。何をやってもアタマが下がる。橋本聖子に谷亮子を足したってその価値には及ばないという図である。
②織田信成を企画書にしてみた。
説得とは、事象の図解である。これは「織田信成」くんという人物を『因数分解』して導きだされるものから何かの施策を考えるという構図。
ステキなキャラクターである。バラエティには欠かせない。デキ婚で既に2児のパパ。少子化対策の切り札になるのではないかと仮設を立ててみた。人物やモノやコトを『因数分解』することによって正しい仮説が導き出されるという好例である。
③おまけで氷川きよしも企画書にしてみた。
これはおばさまのアイドル・氷川きよしくんのブラックな事件を冷静に分解した図である。
いっときワタシは、氷川きよしさんと楽しんごのキャラクターがかぶって見えていた時期がある。そのモヤモヤを右の脳みそと左の脳みそで分けて整理して解消してみせた。ワイドショーも、こうして企画書になるわけである。
モノゴトを構造的に捉える。価値は分解できる。世の中のすべては教材である。
おもしろくて寝てる場合ではないのである。
世相と事件を読んでみる
2008.09.15
2008.09.06
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2020.05.06
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。