【変革を科学する#8】リバウンド状態に持ち上げて打破する

2015.08.21

組織・人材

【変革を科学する#8】リバウンド状態に持ち上げて打破する

森川 大作
株式会社インサイト・コンサルティング 取締役

既存の枠組みに捕らわれてしまい、なかなか思い切った発想で、新たな世界が考えられない。議論をしていても考える前にダメだとあきらめて前に進まず煮詰まってしまうということがあります。人々の思考の”コリ”を一挙にほぐして、新たな世界に解き放つ方法の一つに、リバウンドで打破する方法があります。

ハンバーガーと言えば、最近、アメリカ人の奥さんをもらった日本人の友人が、海外から帰国し日本で働き始めました。奥さんは愛情たっぷりの愛妻弁当を持たせてくれます。ある日のこと、ランチボックスを開けてみると、かわいらしい”おにぎり”が。がぶっとかぶりついた瞬間、中に入っていたものとは・・・。なんと、ゆで卵とトマトのスライスです!思わず吹き出してしまうと同時に感動の涙が・・・。アメリカ人にとってはランチボックスと言えば、サンドイッチ。そこに挟むといえば・・・。ご主人を思う奥様の愛らしいエピソードでした。それを聞いて、日本にもライスバーガーと言うのがあるなと思い出しました。ライスバーガーの中身は、ライスに合う和食。でも、リバウンド状態に持ち上げてみると、案外ライスバーガーの中身はそうではないかも。もしかしたら、欧米で売れるライスバーガーが開発できる?と思いました。リバウンド状態の後では、ライスに卵とトマトもいけるかも?と思えるのでは?

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森川 大作

株式会社インサイト・コンサルティング 取締役

わたしはこれまで人と組織の変革に関わってきました。 そこにはいつも自ら変わる働きかけがあり、 異なる質への変化があり、 挑戦と躍動感と成長実感があります。 自分の心に湧き上がるもの、 それは助け合うことができたという満足感と、 実は自分が成長できたという幸福感です。 人生は、絶え間なく続く変革プロジェクト。 読者の皆様が、人、組織、そして自分の、 チェンジリーダーとして役立つ情報を発信します。

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