犯罪被害防止へ、携帯「モバゲー」でメールに年齢制限 (ヨミウリオンラインの見出しより) 発端となった青森の事件から、聞こえてくるだろう「雑音」。 「モバゲータウンは悪くない」と、雑音返しを、教育に携わる一人の人間として。
ヨミウリオンラインの記事を抜粋します。
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犯罪被害防止へ、携帯「モバゲー」でメールに年齢制限
中高生に人気の携帯向けゲームサイト「モバゲータウン」を運営しているディー・エヌ・エーは11日、モバゲータウン内でのメールのやり取りなどを、20日から制限すると発表した。
青森県内の女子高生が11月、このサイトで知り合った30歳の男に殺害される事件も発生しており、未成年の利用者が犯罪に巻き込まれることへの対策を迫られていた。
13歳未満の利用者はメールのやり取りを禁止する。13歳以上18歳未満については、メールのやり取りや、地域などで人を探す「友達検索」を、年齢が前後2歳の利用者との間でしか利用できないよう制限する。
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やれ「携帯にメール機能なんかつけるからだ!」とか、やれ「未成年をコミュニティに入れるなんて!」とか、いろんな声が聞こえてきそうですね。いつものごとく。
そして、いつものごとく、僕の気持ちは変わりません。
このサイトを御覧になっている方には「またか」となるかもしれませんが、繰り返し言うことで少しでも多くの方に届けたい思いの1つなので、繰り返させていただきます。
悪いのは犯罪者。
(確かに「安易」ですけど)会いに行った女子高生は悪くない。
「場」を提供したモバゲータウンも、もちろん悪くない。
DeNA(ディー・エヌ・エー)という会社は、すばらしい会社だと感じています。
私企業として、本質本来的に「あるべき姿」である
“社会の人たちに「価値」を生み出すことで会社の利益につなげ、会社の成長を促進する”
を忠実に実行し、成長を続けた会社だと感じるからです。
ホームページにもある
「次々と新しい付加価値と感動を提供し続けるプロフェッショナル集団です」
という謳い文句も、まざまざと感じています。
DeNA自身が提供しているサービス(価値)から生まれる負の側面をできる限りなくそうと、啓蒙活動も行っています。
最近も、毎日新聞社主催のセミナーにて、社長の南場さんが「子どもと携帯の明るい未来のために」という講演をされており、出席したZ会社員も「たいへん勉強になった」と申しておりました。
負の側面が一度見えただけで、一斉に(「機会を提供」したものを)バッシングする輩は、本当に迷惑です。
よく用いられる極論ですが、「事故があったらすべて自動車会社のせいですか?」ってことなんですよね。
Z会も「パルティオゼット」というSNSサービスを提供しています。
教育機関が提供するコミュニティサービスですから、様々なことを考慮した結果、
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