10月に入り、多くの会社が内定式を開いたことでしょう。人事担当者は内定式を迎えられたという安心と、一方で入社までの対応に不安を感じている人もいるかもしれません。今回は、入社までにこれだけはやっておきたい内定者教育について考えてみましょう。[中尾英明,Business Media 誠]
私の実体験ですが、内定者に会社の状況が良くないタイミングで営業会議に参加してもらったことがあります。
「不安になる内定者も出るかな」と、多少心配しましたが、内定者の中には「私が立て直します」というような強い意志を持って、その後入社してきてくれたことを覚えています。
「内定者を会社の現場に触れさせて大丈夫か? 不安に思わないか?」という心配は無用です。仮にそう思われたとするならば、その内定者が入社した後も同じことを考え、結果、定着は難しい、と考えるべきではないでしょうか。
ですから、実践的な内容とは「手法」というよりも内定者が望めば、会社の一員として参加できる「環境」を用意することが必要だと実感しています。
いきなり最初からは難しいとしても、少しずつ参加できる環境を用意していくことを、お勧めします。(中尾英明,Business Media 誠)
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