2013.08.19
過疎の町にIT企業やクリエイティブ企業が次々に集結する理由
「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
<地域再生・地域活性化事例>
また兵頭氏は、美波町や周辺地域の若年層に対してインターンやセミナー・ワークショップなどを開催し、地方にいながらにしてクリエイティブ分野に触れる機会を創りだすなど、次世代のクリエイティブ人材の育成にも取り組んでいきたいという。
さらにITや写真を活用して地域の課題解決や魅力発信のためのコンテンツ企画・制作を展開する企業が設立されるなど、首都圏の経営者たちが地域活性化に向けて英知を結集すべく次々に美波町で起業する動きが出てきており、今後各社は連携しながら地域活性化に取り組んでいくとしている。
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人口流出や産業衰退、高齢化・過疎化など地方の問題が叫ばれて久しい。しかしこうした課題先進地域である地方に英知を結集して課題解決を図ることにより、ひいては日本全体の再生につながるとともに、さらには同様の問題が顕在化してくる世界各国に対して発信できる先進事例となるうる可能性を秘めていると言えよう。そんな期待を込めながら、今後も同町の取り組みに注目していきたい。
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合同会社RegionWire
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