現在TBS系列で放映されている「空飛ぶ広報室」の原作者である有川浩氏による、高知県庁の観光PRを描いた「県庁おもてなし課」が映画化されました。
→どうしても内部の人間だけだと既成概念や同じような考え方の人間ばかりになってしまいます。映画でもアルバイトスタッフとして明神多紀(堀北真希)や観光コンサルタントとして清遠和政(船越英一郎)を巻き込んだように、第三者立場の人間が参加することで、客観的な意見や新しい考え方、ノウハウなどを取りいれることにつながります。
■そして・・・
そして最も感じたのが「県庁おもてなし課」自体が高知県の最大の広報・PRコンテンツになっているということです。「おもてなし課」という部署をフックに小説化、映画化されることによって、高知県にスポットがあたり、そして高知県のさまざまなスポットや日常風景・暮らしなど全体の訴求につながりました。
「こんなことも」「あんなことも」となると結局散発・散漫になってしまいかねません。したがってきちんとテーマを設定し、そのテーマに見合った素材をフック・入り口にしながらバックグラウンドとして全体を訴求するほうが有効だったりします。
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2013.06.19
2013.06.26
「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
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