今年の夏ごろのことです。 長女(中2)が、 「太宰治の『人間失格』の本を買って買って!」 とせがんできました。 田舎にある古い日本文学全集の中に、 『人間失格』も入ってたから送ってもらおうか? と私が答えたら、娘は、 「集英社文庫のものが欲しい」 と言うのです。
のパッケージを採用したこと。
一部の缶コーヒーにも見られるボトルですね。
デザインも、従来の日本酒のイメージを覆す派手な色合いです。
要するに、まったく「日本酒」らしくないわけです。
この「粋ボトル」、昔から日本酒を飲んできた中高年の方には
受けがあまりよくないかも知れません。
タイアップした清酒メーカー内部の意見としても、
「コーヒーに間違えそう」「毒々しい」「人工的」
といった意見が上がっていました。
しかし、若年層の日本酒に対するイメージを変え、
まず手に取ってもらうためには「粋ボトル」のような
大胆なパッケージが必要だと、開発担当者は考えていました。
私も早速、粋ボトルを飲んでみました。
従来のカップ酒のように、
フタを開けるときにこぼれそうにならないし、
リキャップが可能なので安心。
広口は飲みやすいし、なにより「気分がいい」です。
カップ酒のときのようなわびしさが漂いません・・・
同シリーズは、多少値段設定が高めではありますが、
若年層開拓の先陣として成長する可能性大だと感じました。
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2009.06.11
2011.02.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。