Numberという雑誌は、ほとんど読んだことがない。しかし、この人が表紙の時には自然に手が伸び、財布に手がかかっている。その人の名は三浦知良。言わずと知れた「キングカズ」である。しかも、この号の特集記事が「The Choice, A Way of Life:選択の人間学」と来ているじゃないか。18人のアスリート達の選択の人間学が掲載されている。どの人の話も、正に人間学。自分の生きざまに照らし合わせて、興味深く読んだ。
はっきり言ってスポーツ音痴の僕は、Numberという雑誌は、ほとんど読んだことがない。
しかし、この人が表紙の時には自然に手が伸び、財布に手がかかっている。
その人の名は三浦知良。言わずと知れた「キングカズ」である。
イチローにはあんまり感じないのであるが、この人には余人の叶わぬスター性を感じるんだな。
しかも、この号の特集記事が「The Choice, A Way of Life:選択の人間学」と来ているじゃないか。
これは、是が非でも買って読まなくてはならない。
発売されてだいぶ経つのかな。
コンビニの雑誌は、いろんな人の立ち読みのせいか、だいぶよれていたけど、そんなこと構っちゃいられない。
【キングカズの選択】
賛否両論あるのかも知れないけど、46歳になる彼の、ぎりぎりまで一アスリートであり続けたいという姿勢は驚嘆に値するね。
以下、記事の抜粋。
いちプレーヤーとしてピッチに立つことは年々困難になってきている。90分に耐えうる体を毎年つくってきたとはいえ、46歳を迎えるプレーヤーには、20代のときのような広き門は待っていない。そして、いまやカズには、プレーだけでなく、客を呼び、チームを鼓舞する力が求められているのも動かしがたい事実だ。しかし、カズはこう言う。
「一番大事なのは、試合に出て活躍したいという気持ち。そのためだけにやっているんです。お金のためじゃない。もちろん、お金は大事だけど、試合に出て活躍すれば、お金というのはついてくる。若い選手を頑張らせるために僕はやっているんじゃない。僕の背中を見せるためにやっているわけでもない。僕がいるだけでチームの雰囲気が引き締まるとか言われても、僕自身は、試合に出て活躍したいからやっているに過ぎないわけです」
このさりげなくもシンプルな「サッカーがやりたい」「限界が来るまでピッチに立ち続けたい」という欲求が、キングカズの選択基準になっている。
98年のフランスワールドカップに向かって、失意の日本代表落選の時に「いつまで続けられるかわからないけど、もう、やれるところまでやってやる—–」と悔しさにまみれた中で決意していたのだという。
【高校No.1投手の選択:大谷翔平】
キングカズの他にも、「引退までの真相:松井秀喜」「高校No.1投手の選択:大谷翔平」「社会人No.1投手の選択:田澤純一」「最年長左腕の選択:山本昌」等、18人のアスリート達の選択の人間学が掲載されている。
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。