これまで世の中になかった「私立学校の教員になる」という概念を創出してきた教員採用.jpを運営している中の人(ベンチャー色強め)です。 教員?教育??私学???興味ない!!なんて皆様と敢えて一緒に考えてみたいのです。 「もし、日本の私学教員が超一流のビジネスパーソンだったとしたら…?」
もちろん学校は表面的な就職予備校ではありません。けれども、就職活動では「自分で考える人を採用します!」…え、そんな訓練を受けてきたっけ?入社してみればなんだか将来に希望を見いだせず、何が正しいのかもよくわからず、言われた通りに働いてみたものの…あれ??何か損している気がする。少なくとも、自分の上司世代が受けてきた恩恵は、自分のキャリアの中には見えなそうだ……?今の若者は根性が無い、すぐ転職する!なんて言われるけど、従来の日本的経営終身雇用を自ら望む経営者層がどれだけいるんだろう?むしろ人材を流動化を推進させているのは企業側ではなくて?…なんだか難しいことばかりだけど、それを打開するにはイノベーション??ブルーオーシャン???何だかよくわからないけれど、どうやらこれまで受けてきた学校という枠組みの中では「考える機会すらなかった」ことのような気がする…。
……………。
さて、話を戻しましょう!
学習指導要領に依存することなく、人間を育てることが出来る私立学校は、教育を創造し日本の教育改革を先導する立場にあると言えます。今、日本が変わらなければならないのだとしたらそれを根本で支える教育こそ、パラダイムシフトを求められているのかもしれません。私たちブレインアカデミーはそこに、チャンスを見出したわけです。
様々な考え方がありますが、こちらの読者は若手のビジネスパーソン、だからこそ、こんなことを考えてみたいのです。
「もし、日本の私学教員が超一流のビジネスパーソンだったとしたら…」
学問を使って、どんな教育を創り、どんな人材を輩出することが出来るのでしょうか。
皆さんは、ニュースやテレビで報道されることしか学校の中の姿を知りません。そしてそれは必ずしも真実ではないことも多くあります。そういえば何かの記事で読んだのですが、昨年度新卒学生が「つきたくない仕事」第3位が教員でした。
最後に少しだけ、私の話をさせてください。
私が社会人になったのは07年です。新卒で就職情報会社に入社し、新卒紹介事業部の立ち上げを経験しました。そこで得た企業採用のノウハウを生かして、この3年間、ブレインアカデミーで「教員採用事業」を創ってきました。事業企画から運営まで、社会人になって6年間、ベンチャービジネスにどっぷり浸かっています。教員免許は一応…保有していますが、教員になったことはありません。中高、そして大学と私立の女子校(女子大)に通いました。
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2012.11.15
2012.11.16
鳥巣 彩乃
株式会社ブレインアカデミー チーフ
「教員採用.jp」 という日本で唯一の私学教員公募サイトを創っている中の人です。http://kyoin-saiyo.jp/ 一応教員免許は保有していますが、教員ではありません。 ベンチャー企業にどっぷり浸かって毎日を過ごしてきました。 せっかく若手ビジネスパーソンの皆様に発信できる機会をいただいたので「ビジネスパーソン×教員という仕事」というちょっと斜めの切り口から記事を投稿します。