Facebookやツイッターで革命から取り残されるおやじ

2011.01.27

ライフ・ソーシャル

Facebookやツイッターで革命から取り残されるおやじ

増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ  東北大学特任教授/人事コンサルタント

世界を席巻するフェースブック。日本でもツイッター無くしてビジネスは語れない。ソーシャルネットワークは果たしてアカデミー賞を取るのでしょうか!

ツイッターも情報発信出来る、ごくごく一握りの先端人はともかく、ふつーの人間にそんなにつぶやくことなどありません。「腹減ったなう」という書き込みに興味なんて持てるのでしょうか。

「何食った」とか「何買った」とか「モデルと選手が店に来た」と書いたのがバレて、全プライバシーさらされるくらいで、一般素人のは、そもそも中身が無さ過ぎるのです。しょせん一般人が発信し続けられる情報などほとんどないのです。

この「し続ける」という部分。これがさまざまな新メディア発展のカギでしょう。携帯を媒介しないと、結局日本ではIT端末のデフォルトが携帯になってしまったために「し続」かなくなります。
ツイッターはもちろん携帯で十分対応可能ですが、結局有名人のツイート以外は読む価値もなく、ばんばん参入してはばんばん脱落していくサイクルとなっているのでは、と思います。

「セカンドライフとの連動」というセリフが、今から4~5年前に回覧される企画書には氾濫しました。今の人にセカンドライフといってもだれも知らない程度の流行に尻すぼんでしまった、「世界を席巻する新たなネットの世界」という例もあります。

英語でバンバン書き込み出来るほどのグローバルな日常を送っていないおっさんたち。
大丈夫、大丈夫。

最先端な情報発信をしてないおっさんは、別にしばらくじっとしてれば、多分新たなITの大波も、いずれはさざ波に、そしていつかは消え去って行くことになるのではないでしょうか。

そう信じて、私は今日もブログ、手書きで書いて、打ってもらいます。

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増沢 隆太

株式会社RMロンドンパートナーズ  東北大学特任教授/人事コンサルタント

芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。

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