交渉力と交渉術。バイヤーに必要なのは? それを効果的に身に付けていくためには・・・
つまり交渉の順番によってはサプライヤが既に他の購買企業と割り当てられた販売量を交渉妥結していた場合には購買企業に販売ができないという状況になります。
今回はある購買企業が購入先としてあてにしていたサプライヤ企業が既に他の購買企業に販売をしてしまい、必要量買うことができない、という状況になったのです。
現実の売買では交渉回数の制約がある訳でもなく、交渉の順番も購買企業が主導していく場合が多いため、必ずしもこのようなケースが頻繁に起こることは考えにくいですが、それにしてもn対nの交渉ですからこのようなケースがない訳ではありません。
「交渉の回数」と「交渉の順番」「妥結のタイミング」この3つの要素について様々なケースをシミュレーションし、事前に計画を作りそれに基づき交渉を進めることがn対nの交渉ではより重要視されるのです。
このような交渉計画作りのために役立つフォーマットもあります。
また弊社の「交渉力セミナー」でも交渉戦略、計画を作成しながらロールプレイを進めていきます。
バイヤー向けの交渉力セミナーはあまり多くありません。
より実地に近いケースを演習しながら体感できるセミナーですので是非参加検討してみてください。
お問合せはこちらまでinfo-ag@agile-associates.com
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。