「業界基準」がユーザーを失望させている!

2007.10.12

営業・マーケティング

「業界基準」がユーザーを失望させている!

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

創刊号から愛読している有料メルマガ 『ビジネス知識源プレミアム』 の最新号(07/10/10)で読み流せないことが書いてありました。 同メルマガ作者の吉田繁治さんは、 先日5代目となるノートPCを買ったそうです。

「顧客の実感」

を大切にすべきでしょう。

蛇足ながら、現在私が使用しているノートPCは

「パナソニック・レッツノート」

です。購入したのは9カ月ほど前。

バッテリーの駆動時間(カタログ記載値)は、
フル充電で「7時間」ほどだったと記憶しています。

私は、バッテリーの寿命を延ばすため、
80%の充電しかしないエコノミーモードにしていて、
残り時間は「4時間強」と電源プロパティに表示されます。

まあ、このぐらいのズレなら許容範囲ですね。

しかし、同じ業界標準の測定法を採用しているのに、
メーカーによって測定値と実測値のズレが大きく異なる
のも変な話です。

また、レッツノートの前は、
ダイナブックの軽量・薄型初代機をずっと愛用していました。
(今でも自宅で現役です)

この機種は6年ほど前に鳴り物入りで登場したんですが、
当時から、最新機種とほぼ変わらぬ軽さと薄さを実現しており、
私も迷わず飛びついたのです。

過去1度も故障することもありませんでしたし、
信頼できるマシンではありました。

ただ、バッテリ-が持たないのがさすがにつらかった。
(せいぜい3時間程度・・・)

そこで、レッツノートに買い換えたというわけです。
(その時点では、まだダイナブックのバッテリー駆動時間は
 レッツノートには勝てませんでした)

さて、よく考えてみると、
吉田さんが購入したダイナブック最新機種の
バッテリー駆動時間の実測値は、
マシンの性能が違うとはいえ、
6年前の私のマシンとあまり変わらないわけです。

やはり、

「いったいどうなってるんだ?」

と、声を上げざるを得ませんね。

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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