以前別のところで公開したものですが現在閲覧できないため、インサイトナウにて改めて公開します。キャリアデザインの基本的な考え方が理解できます!
第5期:衰退期(66歳~)
スローダウンし、少しずつ有給の雇用から遠ざかる。より余暇や家族、地域活動とつながりのある新しいライフスタイルを始める。
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ただ、上記のライフステージ区分は40年以上前に発表されたものです。このため、現代人、特に日本人にとっては若干ずれがあるように感じます。発表当時は、米国にしろ、日本にしろ。高等教育を受けず16歳くらいで働き始める人も多かったのですが、現在は、ほとんどの人が20歳過ぎまで学校に行きますよね。また平均年齢も伸び、今の60歳過ぎの方は昔の40歳並みの活力を持っている人も多いでしょう。
ですから、おそらく、全体的に10年くらい後ろずらすと、現代日本人のライフステージに近くなるんじゃないかと私は考えています。というわけで、現代の日本人の感覚に合っていると思われる「修正ライフステージ」の年齢区分は次のようになります(松尾独自の修正です)
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第1期:成長期(0-25歳)
身体的成長、自己概念の形成が中心。興味や能力の探究が始まる。
第2期:探索期(26-35歳)
さまざまな分野の仕事やその必要条件を知る。徐々に特定の仕事に特化していき、そのための訓練を受け、その仕事に就く。
第3期:確立期(36-55歳)
ある特定の職業分野にしっかりと根を下ろす。その職業分野に貢献し、生産的に活動し、より責任のある地位を求める。
第4期:持続期(56-75歳)
現在の職業的地位を維持し、若い世代に負けないよう新しいスキルを身につける。この時期に終わりに退職に向けての計画を立てる。
第5期:衰退期(76歳~)
スローダウンし、少しずつ有給の雇用から遠ざかる。より余暇や家族、地域活動とつながりのある新しいライフスタイルを始める。
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あなたは今、年齢的にはどの段階にいますか。そして、上記に書かれているような生き方、課題を意識していますか。
このキャリアデザイン基礎講座は、主に30歳前後のキャリアの節目にいらっしゃる方を対象としています。つまり、まだ「探索期」にいて、さまざまな仕事にチャレンジし、またキャリアを振り返りつつ、自分にとっての天職、適職を見つけようとがんばっている時期になりますね。
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キャリアデザイン基礎講座
2010.10.16
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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。