以前別のところで公開したものですが現在閲覧できないため、インサイトナウにて改めて公開します。キャリアデザインの基本的な考え方が理解できます!
[キャリアの持論の作り方]
「キャリアの持論」を作るのに焦る必要はありません。一生仕事だと考えてもいいくらいです。また、いったんある「キャリアの持論」を作り上げても、それを自分の生き方、考え方の変化に合わせて柔軟に変えていくことをためらわないこと。繰り返し述べているように、絶対的な目的や意味なんてものはないのですから。
では、具体的にキャリアの持論を作り上げる方法をお教えしましょう。
1.自分の毎日の行動を振り返る
これは、自分の毎日の体験から、自分が何を考え、またどんなことを大切にして行動しているかを内省します。
帰納的な方法だと言えますね。
2.様々な異質な人間に積極的に会う
同じ会社の人間同士は、どうしても同じような考え方になりがちです。そこで、外部の人間と積極的に会い、彼らの異質な持論に耳を傾ける。多様な持論の中から、自分にフィットするものを探してみるのです。
3.良書・名著と言われている本を読む
名著とされる哲学や歴史、文学、自叙伝などをじっくり読む。本は、もはや会うことができない過去の優れた人々の持論に触れる最適な方法です。絶対的に正しい持論はありませんが、やはり良し悪しはあります。優れた持論は、より高い確率で幸せな人生、幸せなキャリアにつながります。ですから、あなたが受け入れるかどうかは別として、優れた持論にたくさん触れましょう。
4.旅行する(できれば海外)
2の様々な人間に会う方法の延長ですが、できれば海外旅行で現地の人々と交わり、自分とはまったくことなる環境、文化の中で生きる人々の考え方を知るのです。日本や特定の地域に閉じこもっていただけでは絶対に見えてこなかった人生の真理といったものに気づくことがあります。
5.文章を書く
自分の考えを実際に文章にしてみる機会を持つ。今流行のブログにチャレンジしてもいいでしょう。実は、自分がどんなことを考えているのか、価値観は何なのかは、実際に文字として外に吐き出した時にもっとも見えてくるものなのです。
[キャリアの持論を作る上で留意してほしいこと]
最後に、キャリアの持論を作る上で留意してほしいことを書きます。
ひとつは、自分が納得できればいいとは言え、持論は、
「決して人様を不幸にするものではあってはならない」
ということです。
人間は、社会的動物です。集団を作り、お互いに支えあいながら生きています。
つまり、人の人生の根本原理は相互扶助であり、自分だけが幸せになれればよいという持論はいつか破綻します。(最悪の場合、犯罪者となり、相応の刑を受けなければならなくかもしれないことは、言わずもがなですよね)
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キャリアデザイン基礎講座
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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。