ドラッグストアで面白い商品を見つけた。その商品が売れるか否か。売れそうにないのであれば、どうすれば売れるのかを思考実験として考えてみた。
ここまでのプランを見直すと、かなりの大手術で、元の商品、マーケティングプランが原形をとどめていないようにも思える。が、これは「思考実験」なのだ。
「おくりびと」の脚本で有名な小山薫堂氏が著著の「考えないヒント」(幻冬舎新書)の中で次のように記している。<日々目に入るあらゆるものに勝手にテコ入れする。レストランでメニューを見たとき自分だったらこんなメニューは出さないのに、とかこんな書き方はしないのに、とか考える。その店にぴったりのメニューを考えてお客さんへの紹介の仕方や雑誌への売り込みの仕方まで考える>。
「勝手にテコ入れ」の思考トレーニングとしては、マーケティングのフレームワークは最適だ。是非お試しいただきたい。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。