「自己投資」と聞いて、何を思い浮かべますか? 自分の肉体、経済面、能力面、精神的な充実など、人それぞれでしょう。時間管理に取り組むとき、多くの人は、「もっと良い将来を築きたい」「より多くの成果を出したい」「効率的に仕事やライフイベントを進めたい」などといったことが動機になります。 ということは、「今抱えているタスクや予定をこなす」ための時間管理のほかに、「自分を成長、あるいは維持するための活動を行う」ことが必要となってきます。
「自己投資」と聞いて、何を思い浮かべますか?
自分の肉体、経済面、能力面、精神的な充実など、人それぞれでしょう。時間管理に取り組むとき、多くの人は、「もっと良い将来を築きたい」「より多くの成果を出したい」「効率的に仕事やライフイベントを進めたい」などといったことが動機になります。
ということは、「今抱えているタスクや予定をこなす」ための時間管理のほかに、「自分を成長、あるいは維持するための活動を行う」ことが必要となってきます。
「自分を成長、あるいは維持するための活動を行う」こととは、言い方を変えれば、「自分に投資をする」ことです。自分に対して、意識的に投資するという考えを持つことで、今日よりも進歩した明日を実感することができるかもしれません。実感だけではなく、実際に、自己投資によって成長することができれば、アウトプットの質も量も高めることができるでしょう。
パナソニック株式会社が行った「ビジネスパーソンの自己投資に関する意識調査」(調査協力機関:株式会社ネオマーケティング)によれば、「最も重要だと思う自己投資は何ですか?」という質問に対して、「健康に関する投資」が1位になっています。
最も多かった回答は「健康に関する投資」で49.0%、やはり自分の身体のことへの関心が高く、健康への意識がもっとも多くなっています。具体的には、スポーツクラブ、トレーニングジムへの入会、スポーツイベントなどへの参加、健康機器の購入、自然食品の購入などが挙げられるでしょうか。
2位が「お金に対する投資」(22.2%)、いわゆる「投資」です。将来の資産拡大に向けて、現在の投資ブームもあり、多くの人が行っているようです。
スキル・勉強に対する投資は、意外に少なく、15.6%という数字でした。「最も重要」という質問なので、取り組む人が15.6%ということではないと思いますが、4位の「体験・経験」(7.9%)も広い意味でのスキルアップだと捉えれば、一定数は、自己研鑽を第一義と考えているようです。
アンケートにあったように、自分の目に見える部分、健康やお金、スキルといったことは考えやすく、投資として計画も立てやすいものですが、スティーブン・R・コヴィーは、『7つの習慣』の中で、自分自身を磨く場合、「肉体、知性、社会・情緒、精神」の4つの側面をすべて磨く必要があるとしています。人は、肉体と知性だけではないということです。4つの側面のすべてが人の全人格を創り上げていると言います。
関連記事
2009.10.27
2010.03.20