社長車の中で社長から教わった「社長になるための条件」とは、何だったのか? 会社の社長にはならなくても良い。でも『自分の人生の社長』はめざしてほしい。
出世しなくても良いという考え方に反対するのは、それが将来についての見方に関わるからだ。出世とは表面的な現象に過ぎない。その背景にあるのは、成長するにつれ、仕事に慣れるに従い、自分が提供できる価値は高まるべきだということ。
だから出世しなくていいというのは、極端な話、自分はいつまで経ってもそれほど高い価値は提供しませんよ、と言っているに等しい。それはまずいのではないだろうか。
個人商店でも良いから、社長をめざそうよ
個人商店だって、一人でやっているとはいえ、自分自身は一応は社長である(吹けば飛ぶような存在でしかないけれど)。その社長から言わせてもらうなら
社長になりたいと思ったからといって、必ずしもなれるわけはない
しかし、社長になりたいと思わなければ、たぶん社長にはなれない
雇ってもらっていればいい、というのは、自分の価値を意識しない働き方、価値を高めることを意識しない働き方だと思う。別に大会社の社長になれとはいわない。
でも『自分の人生の社長』には、なってほしい。新人さん、大志を抱け!
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