「美人すぎる市議」藤川優里さんを振り出しに、海女、釣り師、ゴルファーなどさまざまな職業に広がる「美人すぎる●●」。なぜ私たちは「美人すぎる●●」にひかれてしまうのだろうか。そのワケを考えてみよう。 [郷好文,Business Media 誠]
美人すぎる人へのアドバイス
「美人すぎる●●」をめぐり、いささか深追いをした。日本人の美意識は微妙で複雑なのが分かった。才色兼備を賞賛もするし、バッシングもすれば、応援もする。
商業上でも生活上でも美人が武器になるのは事実である。ただ、レッテルを貼って、話題作りだけのマスコミはのほほんでいいが、幸運にも、あるいは不運にも、「美人すぎる●●」と評された当人たちは、どんな美人で生きるか考えなくてはならない。美人すぎるを武器にし過ぎて本業がおろそかではバッシングされる。あえて本業を逸脱するくらいなら賞賛もされる。日本人のこんな美意識の分裂心理をつかんでおかないと、さまざまな意味で“美人薄命”になってしまうのだ。気を付けてください。
著者プロフィール:郷 好文
マーケティング・リサーチ、新規事業の開発、海外駐在を経て、1999年~2008年までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略など多数のプロジェクトに参画。2009年9月、株式会社ことばを設立。12月、異能のコンサルティング集団アンサー・コンサルティングLLPの設立とともに参画。コンサルタント・エッセイストの仕事に加えて、クリエイター支援・創作品販売の「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など、印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載中。中小企業診断士。ブログ「cotobike」
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