ベンチャー企業や中小企業におけるCSRとは?考慮すべきステークホルダーの数やガイドラインに準拠した報告形態といった部分で程度の差はあるでしょうが、中小企業やベンチャー企業でも社会貢献は当然考えるべきであり、それがその企業の競争優位を築くはずだと思います。 私達がQuickWinsを立ち上げた背景には、社会貢献への想いが確かに存在します
先日CSRについての触りの記事を書きましたが、果たして我が社QuickWinsについての社会貢献についてはどうなのか?
巷でガイドラインや報告形態が議論されており、各社はその対応に余念がない状況ですが、「報告」そのものが目的化していないか?という思いがあります。ともすればCSRは監査的な意味合いが強くなりすぎ、体力があり、IR効果を期待する大企業のみの話になりかねません。
確かに考慮すべきステークホルダーの数やガイドラインに準拠した報告形態といった部分で程度の差はあるでしょうが、中小企業やベンチャー企業でも社会貢献は当然考えるべきであり、それがその企業の競争優位を築くはずだと思います。
私達がQuickWinsを立ち上げた背景には、社会貢献への想いが確かに存在します(もちろん自己の経済的/名声的成功欲はあるんですけど・・)。コンサルティングサービスを行いながらも、個人事業ではなく事業会社のモデルとしてInsight Nowを立ち上げた理由まさにそこにあります。「将来独立したいと考えている人達がお手本とするようなコンサルタントが集まるサイトにし、夢が持てる社会にしたい。」「優秀なコンサルタント一人一人にもっと光を当て、マーケットを活性化させたい」そんな社会貢献に対する想いがあると同時にその社会貢献の先に新しいマーケットの創出というビジネスチャンスがあると考えています。特にガイドラインを意識していなくても、Insight NowこそがQuickWinsにおけるCSR活動そのものです。大手企業に比べればその活動範囲は限定的なものかもしれませんが、小さくても地域密着型で地域発展に貢献する企業や、ニッチな分野で雇用を創出している企業は多く存在します。
むしろベンチャー企業などは社会貢献活動がビジネスモデルに直結しやすいケースが多いのではないのでしょうか。
コンサルタントとして今後のCSRの動向には注目していきますが、QuickWinsとしては報告形態を論じるよりもベンチャーや中小企業ならではの社会貢献を目指します!
CSR関連記事はこちら
(1) 企業の社会貢献価値
(2)加速するステークホルダー型CSR
関連記事
2007.04.11
2007.04.23