反対することばかりが野党の仕事ではありません。 政治を良くするために野党の存在はあるのです。
政敵の存在は、最終的に日本の政治を、政治を通じた経済を良くし、そして日本を通じた国際貢献をするためにあって欲しいと思います。
なので、政権政党のいけないところはどんどん(根拠を持って)良くないと指摘することも大切な一方で、良いところは良いと評価することも大切です。
一事が万事「反対」であれば、野党の存在理由がないといっても過言ではないでしょう。
加えて。
国民全員が、同じ姿勢を持つべきだと思います。
つまり…
相手と議論するとき、目的は「議論しているテーマを取り巻く事象を“良い”方向にするため」であって、「相手の論を否定すること」ではない。
敵対する相手であっても、部分的に認めることは認める。
否定するのであれば、代替案を出す。
そういう姿勢を子ども達に見せていくことこそが、大人社会全体でできる一つの教育だと思います。
反対意見ばかり取り上げる。問題点ばかり指摘する。
繰り返しますが、これは「ラク」な行為なんです。
チャレンジャーを、チェンジ・リーダーを育てるには、「ラク」に流れず、常に「代替案を提示する」姿勢も見せていかないといけません。
自分の周りを取り巻く社会がまともじゃなければ、どれだけ個人の幸せを追求しても、幸せになれません。
個人の幸せは、社会と共にあります。
…ということを、多くの国民がしっかり理解していれば、もっともっと「代替案思考」になるはずなんですけど、ね。。。
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